PHOTOGRAPER 伊藤 竜太

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Sep, 2013

 更新に期間が空いてしまった。ちゃんと写真は撮り続けています。9月に入り週末はどこかしら旅行に行き、福岡にいない状況が続いている。芥屋のサンセットライブ、岩国・広島の写真展、京都の集まり、そしてまた広島の結婚式へ。

 ハッセルブラッド500C/MにはSプラナー120/5.6が付いており、これが唯一持っているハッセルのレンズであった。Sプラナー自体の写りはきっと良いのだろうけど、夜桜の写真以外でまだこれといった物が取れていなかったし、それよりもハッセルでスローシャッターを切ると大きなミラーショックでブレを起こすのがどうしてもいただけない。Sプラナーは開放F値が5.6という暗さだし、ISO100のフィルムを常用する自分にはスローシャッターは重要なのだ。

 またツアイスのプラナー系に共通するのが、歪曲収差であった。プラナーは決して嫌いなレンズではないが、どうしても樽型のディストーションが存在しているのが気になる。まっすぐな線がなっすぐに写るというのは、自分にはとても大切だった。ゆえにローライフレックスのテッサーに傾倒していると言っても過言ではない(1枚目の写真を見てもらうと分かるように、テッサーはほぼ歪曲収差がない)

 そこに、プラナーの100/3.5であれば歪曲収差はほぼ解消されているという話を聞いた。試してみたいと思いつつも結構な価格なので躊躇していたが、最近投資の方で少し余裕が出来たので思い切って購入してみた。

 届いたレンズはスローシャッターが粘ってて1/8以下はほぼ使えない。これは困った。しかし光学系はきれいなものであった。とりあえずこのまま使ってみることにした。現像した最初のロールを見て、これは行けるかもしれないと思った。最近テッサーの75ミリがやや広すぎると感じていた自分に、100ミリの画角はちょうどよかった。ピントが合った部分は噂通りシャープだし、なによりテッサーと比べてもシャドー部の粘りが良い。このまましばらく使ってみることにしようと思う。